「さ~ボード」プロジェクト(23)ー  教材への適用・鉄道模型3

前回はAndroidタブレットからMaBeeeを積んだプラレールを制御してみました。最近になってScratchから直接MaBeeeを操作できる「Mabeee Desktop」というアプリが公開されました。Windows版とMac版がありますが、どちらも有償でアプリストアからダウンロードするものです。ダウンロードとインストールが必要な時点で「さ~ボード」プロジェクトの本旨と離れてしまいますが、Scratchのみで車両とポイントが制御できるのは面白いので試してみました。

Mabeee Desktopをインストールすると、Scratch1.4の遠隔センサとして認識されます。Bluetoothデバイスとして認識されたMaBeeeの名前を、Scratchの変数に設定すると、変数に代入した0~100の値がMaBeeeの出力のパーセンテージになるようです。

普通に考えると、変数に値をセットするだけでその値を出力値としてモーターなどが回転しそうですが、なぜかそれだけではすぐに回転が停止してしまいます。無限ループに入れても同じ状況で、今一つ使用法がわかりません。

試行錯誤の結果、0~100まで段階的にレベルを上げるようにするとうまくいく用です。よくわかりませんが、とりあえずこの方法にします。

車両が一定の位置まで来たのをいぬボードで検出して、さ~ボードにオーディオ信号を送ってポイントを切り替えさせますが、検出にはおなじみの赤外線測距センサーを使用しました。

 

このプラレール車両は単2仕様だったため、単4電池をMaBeeeに入れ、それを単2アダプタに入れるというマトリョーシカ状態になっております。