micro:Maqueenでかるた取りをした話

教室のネタ作りは大変

micro:bitを教材にしたプログラミング教室も、回を重ねるとネタ作りが大変です。予算の関係もあって、使えるのは本体とDF Robotのロボットカーのmicro:Maqueen(マクイーン)、あとは模型用のサーボ、LED、工作材料程度しか用意できません。ネタは何人かで相談してやっていますが苦労します。
さて正月も近いころ、講師の一人が下記の「ユーレカ工房」さんのブログを見つけてきました。
プログラミングカーを使って「かるた取り大会」(ユーレカ工房Blog)
拝見したところ、季節柄これは良いかもね、ということになりました。
ただ、ユーレカさんのは、オリジナルのプログラミングカーを使っておられますが、私たちにはマクイーンしかないので、これで何とかすることにします。もちろんユーレカ工房さんには、アイデアをお借りする許可を頂いております。

機能を考える

マクイーンは子どもたちが持っているので、これにサーボで上下するアームを取りつけて、マグネットでかるたを取る仕様はユーレカさんと同じです。
送信機用のmicro:bitを貸し出して、ラジコンで操作します。
アームと基台はMDFを切って作ることにしましたが、10台以上作るのでレーザーカットすることにします。
基台はマクイーンの裏にあるネジ穴にビスで固定するように作ります。

かるたを用意する

かるたはダイソーの「だじゃれかるた」にしました。
もちろん紙でできているので、マグネットで拾えるように、裏側に鉄板のシールを貼り付けます。これはモノタロウで購入できました。
ハサミで切れる薄いシートで粘着テープになっているので、適当な大きさにカットして貼り付けます。

実戦投入

それほど難しい工作ではないと思うのですが、あまり慣れていない感じで組み立てに時間を食ってしまいました。
おじさん世代はプラモやミニ四駆で慣れてる人は多いと思うのですが、小学生はネジの締め付けも心もとない感じですね。

とりあえず全員完成して動作テストしたら、残り時間が少なくて、正規のかるた取りはできず、かるたを取った数だけお年玉のチロルチョコあげるという、バトルロワイヤルになりましたが、これはこれで楽しかったかも。

以上