本国では今一つという噂のあるmicro:bitですが、日本では少しずつ盛り上がりを見せてきて、関連書籍も複数発行されてきました。
確かに、ドライバレスで開発環境もオンラインのためインストール不要、USBポートさえ使えればOKという、過剰にセキュリティが厳しい(としか思えない)日本の学校で使い勝手の良い製品です。
またセンサ類がてんこ盛りの上、LEDアレイで文字表示までできてしまう、圧電スピーカを付ければ音もでるし、カードエッジコネクタに挿すと20個ものGPIOが使え、乾電池で動作し、価格も2000円ちょっとという、考え抜かれたデバイスです。
これはフィジカルコンピューティングのキラーデバイスになる可能性があるので、いろいろ試しておこうと思います。
まずは、「小学校プログラミング教育の手引き」で総合的な学習の時間に例示された、自動販売機の模型を作ってみました。
プログラムは単純なもので、アルミホイルのセンサーでコインを検知するとLEDのアイコンが変わり、コインが入ったことがわかります。ここでAボタンを押すと、サーボが180度回転して商品を落とす仕組みです。